年末年始の休診のお知らせ

年末年始の休診は、12/29(木) から 01/04(水) までです。2017年は、01/05(木) から診療いたします。

緊急歯科治療のご案内

年末年始に受診する場合、下記に連絡してください。

大阪府歯科医師会の休日緊急歯科診療の紹介

日曜、祝日および年末年始(12月29日~1月4日)における歯科領域の痛み等に対して応急処置を行っております。 継続的な治療は行っておりませんのでご注意下さい。
必ず保険証をご持参下さい。乳幼児・ひとり親等その他の医療証のある方は同時にご持参下さい。
(コピーした保険証等は不可)
当日保険証等をお持ちにならない時は、保険診療の全額(10割)負担とさせていただきます。
後日、償還払い制度で返金されます。

2014.05.31ミーティング

2014.05.31 ミーティング

約2ヶ月ぶりのミーティングです。4月に新人の衛生士を迎えられました。現在、歯科衛生士は4名。キャリア10年以上が二人、3年目が一人、そして新人。先輩が後輩を指導する光景があり、教えるほうが実は教わっている様子も垣間見られます。

今回のテーマは、予防と行動分析です。

二人三脚で考える

「歯みがきの励行」「糖分を含む食品の摂取頻度の制限」という方法は、正しく実施されればある程度の効果は期待できるものと思われます。しかしこれらの方法は各個人の生活の中で、その意志と努力にゆだねられるものであり、現実的には広範囲の人々の理想的な実践を期待することは困難です。実際に地域での実践例をみても広く住民を対象とする予防方法としては効果が不十分とされています。

むし歯の予防法(総論) | e-ヘルスネット 情報提供 厚生労働省

文元歯科医院には、定期健診の来院歴10年以上の方が多数いらっしゃいます。セルフケアが習慣になっています(=習慣化)。習慣化の過程は、過去の調査から明らかにできました。

一方、来院者と二人三脚で考えていけることがまだまだたくさんあります。

  • フッ素洗口と虫歯の本数
  • 子供の定期健診やはっぴークラブと虫歯の本数
  • 定期健診の来院年数と残っている歯の本数
  • 定期健診に来院できない年齢層
  • 中断してしまう傾向

定期健診の効果やそれぞれ方々の生活から注意する事柄など、これまでの膨大なデータからわかってくる生活の状況があります。

何を分析するか

予測するためのデータ分析ではありません。「来院者が生活にあわせたセルフケアを習慣化するために何をするか」をスタッフと話し合うためのデータです。では、わたしたちはどのようなデータを集めて分析するか?

そういったことを話し合いました。

2014.05.31ミーティング

急に痛くなったら

予約

「歯が痛いのでいまからみてほしい」「仮歯がとれたからいまから行きたい」

よくご連絡いただきます。医師が手を離せなかったり、十分な時間を確保できないときはお断りしています。

お断りするときに

  • 「昼休みでいいからみてほしい」
  • 「診療が終わってから何時でもいいからみてほしい」

と、おっしゃる方もいます。

診療時間外はきちんと休み、次の診療に備えます。時間外に急患を受け付けて、その後の治療のとき、万が一の事故を起こしてしまったら、予約で来院している患者さんの診療は本末転倒です。

受付がおたずねします

質問

お電話や受付で、痛みや具合を確認いたします。不安や心配な点も含めて、状況によっては、次回の予約で大丈夫な場合もあります。

  • どこが痛むか?
  • どんなふうに痛むか?
  • 治療の直後か?
  • 仮歯がはずれたら見た目はどうか?
  • 外傷かどうか?

なぜ予約して来院していただくのか?

十分な時間をとった治療を私たちは自負しています。患者さんが予約をとって時間どおり来院してくださるから、予約診療できています。この点をご理解ください。

文元歯科医院の診療の根幹です。

  • ひとりひとりの治療時間をゆっくりとって丁寧に診療する
  • ひとりひとりのお口と体や生活習慣を慎重に確かめながら診療する

2014.01.25 ミーティング

勤務医の原田先生と歯科衛生士の大星さんの発表です。

21年目を迎えた文元歯科医院は、医療の質と安全を再考しています。

  • 医療の質の向上させる
  • 医療の安全を徹底する

医療者にはあたりまえのことです。しかし日々の診察に忙殺されて疎かになりかねません。

治療計画と今後の展望

担当の患者さんについて発表しました。

  • 初診の状態
  • 治療計画
  • 治療中のできごと
  • 今後の展望
  • 気になること

発表後、参加者と内容について話し合います。

  • 院長の考察
  • 先輩衛生士の見方
  • 先輩アシスタントの意見

担当者は足りなかった点や新たな取り組みがわかります。同時に、医院の問題点を全員が理解できました。

全員でカンファレンス 歯科医衛生士のプレゼン 歯科衛生士のプレゼン 院長と原田先生

臨床哲学のメチエ

大阪大学文学部 大学院文学研究科 倫理学 臨床哲学研究室が刊行している「臨床哲学メチエ」に寄稿しています。PDFで配布されており、どなたでもご覧いただけます。

メチエ最新号 vol.20 2013春号

歯医者さんカフェ ー 地域と対話するということ 文元基宝

文元歯科医院で定期開催していたコンビカフェのなかから、「キャッチ&リリース」について地域の方々と会話したときの様子を書いています。

メディカルヘルスプロモーション

MHP(=Medical Health Promotion:メディカルヘルスプロモーション) —– メディカルヘルスプロモーションは診療所でのヘルスプロモーションを意味します。

文元歯科医院のメディカルヘルスプロモーション

  • 診療所でのヘルスプロモーションの情報交換
  • コミュニケーション・知識・技術の向上のための研修
  • ヘルスプローモションを推進するためのツールの開発
  • MHPの活動を評価し、発表

予防・治療・スタッフの側面からみなさんのQOL(Quality of Life)の向上をサポートします。

予防

QOL(Quality of Life)の向上と、セルフケアーの確立をめざします。みなさんとの健康学習や P・M・T・C(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング定期健診などの院内活動に取り組んでいます。

治療

患者さんのひとりひとりのWell-beingと予防を中核とした歯科治療です。予防の視点から噛み合わせを診断した矯正治療や歯科治療を実施しています。

スタッフ

コミュニケーション・知識・技術の向上は当然です。さらに患者さんのひとりひとりのWell-beingをサポートするためにアイデアをみんなで話し合って取り組んでいます。

かかりつけ歯科医としての文元歯科医院

私たちは地域の最も身近な医療機関として来院者の日常生活や健康状態を熟知し、来院者のQOL(=Quality of Life:クオリティオブライフ)の向上とWell-beingの実現を支援します。

ヘルスプロモーション

ヘルスプロモーション

ヘルスプローモションはQOL(=Quality of Life)に必要不可欠な活動です。

ヘルスプロモーションは、1986年にカナダのオタワで開催されたWHO(世界保健機構)の国際会議で発表された新たな健康戦略です。この時に「全ての人の健康を2000年の間に達成する行動のための憲章(=オタワ憲章)」が提言されました。ヘルスプロモーションはオタワ憲章の根幹をなしており、以下のように定義されています。

ヘルスプローモションとは、人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセスである

従来の健康づくりといえば、専門職(医師、保健師、栄養士、等)が「指導」をおこない、「健康」へと導くものとされていました。しかし、人任せではなく、自分たちの力で健康や豊かな人生を手にいれられるよう、専門職が知識・技術の提供や環境づくりなどをとおして支援していこうという形になってきました。

ヘルスプロモーションの考え方

ヘルスプロモーションは、直訳すると「ヘルス(=健康)をプロモート(=推進・演出)する」になります。一人ひとりの自らの行動ですから、言葉で表現するとわかりにくいかもしれません。そこでヘルスプロモーションの考え方を例えると下図のようになります。

人の一生を坂道ととらえると、人々は幸せな人生を実現するために、一歩一歩、坂道を登っていきます。この人生の坂道を「健康の玉」を押し上げながら登っていきますが、健康に対してリスクの高い時期もあれば低い時期もあります。

だから登る力をつける(ライフスタイルの確立:その人それぞれの暮らしのあり方)ための教育が必要となります。また周りの人々や専門家のサポートも必要です。/p>

さらに坂道を登るのは本人ですが、その家庭で坂道の角度を低くするなど、登りやすい環境を整備していくことも重要です。

私たちはみなさんが坂道を登っていくのをサポートしていきます。「情報(=information)だけがあっても、教育(=education)をどんなに充実させても、対話・関係性(=communication)を築けなければ、健やかに過せない」という考えのもと、みなさんの希望に添える医療をとても大切にしています。

みなさんができるヘルスプロモーションは何ですか?

自分が直接的にできなくても人を動かすことでもいいんです。一人ひとりができるところから始めませんか?

はっぴークラブ参加者の成果データ

ハッピークラブ参加者の成果データ

ハッピークラブに参加されているお子さんたちの虫歯の変化に関する成果データです。ハッピークラブに3年以上継続して参加されているお子さんがデータの対象で、今回は31名です。表中の"DMF"と"DEF"は次のとおりです。

DMF

虫歯の経験のある永久歯(治療してあるかないかは問いません)
Dは未処置歯、Mは虫歯による喪失歯、Fは処置歯の意味です。

def

虫歯の経験のある乳歯(DMFと同じように治療してあるかないかは問いません)
eは虫歯による要抜去歯の意味です。

ハッピークラブへ参加される前の乳歯のdefは、平均3.29本でした。つまり1人につき虫歯の経験のある乳歯が3本あったわけです。そして今回調査したところ、DMFが0.29本という結果になりました。乳歯の場合と同じく、1人につき虫歯の経験のある永久歯が1本にも満たないということです。

この結果に、スタッフ一同「子供たちのがんばりと私たちの日頃の活動成果が確認できてうれしい。自信になる」と喜んでいます。参加者のセルフケアの確立をより確固たるものにし、QOLを充実してもらうため、スタッフが試行錯誤しながらも新たな目標をたて、活動に取り組んでいます。

7年以上の継続者
氏名 年齢 DMF def
A 9 0 6
6 年以上の継続者
氏名 年齢 DMF def
A 8 0 2
B 8 0 3
C 12 0 8
D 7 1 0
E 7 0 0
5 年以上の継続者
氏名 年齢 DMF def
A 5 0 0
B 7 0 0
C 7 0 2
D 7 0 10
E 7 0  
F 7 0 13
G 8 0 0
H 9 0 1
I 11 0 8
J 11 4 8
K 12 0 8
L 12 0 4
M 11 0 0
N 12 2 0
3 〜 4 年以上の継続者
氏名 年齢 DMF def
A 6   3
B 6 0 4
C 6   0
D 7 0 1
E 11 0 0
F 12 0 0
G 12 0 1
H 14 0 4
I 8 0 8
J 10 0 6
K 12 0 2
1人あたりの平均
合計 年齢 DMF def
31名   0.24 3.29

表中の各お子さんのDMFの数値について調査したところ次の理由がわかりました。

5年以上継続者Jさん:DMF4本
クラブの参加が1年間途絶えてしまっていて、その間定期健診を受けられていませんでした。
5年以上継続者Nさん:DMF2本
NさんもJさんとおなじように、クラブの参加が1年間途絶えてしまっていました。
6年以上継続者Dさん:DMF1本
エナメル質形成不全です。

はっぴークラブへの想い

はっぴークラブへの想い − 改善と進化の日々

私たちは地域に密着した医療をやりたい。「はっぴークラブ」がその架け橋であってほしいとの想いを抱いています。はっぴークラブへ入会したお子さんたちがセルフケアを感じとってほしい。

このためには何をすればいいのかを話し合っています。みなさんの声を聴きたいから私たちがミーティングで何を話しているかの一部をご紹介します。

はっぴークラブの概況(これまで)
  • はっぴークラブとは文元歯科医院における小児の健康づくりの場で、1年間に4回(3ヶ月に一度)来院してもらう。15歳で卒業するカリエスフリーと自立を目標としたクラブ。
  • 15歳で卒業だが、数年で中断してしまう子がいる。
  • はっぴークラブには参加しているけれども家庭ではセルフケアが定着していない。むし歯になってしまう子がいる。
問題点
  • スタッフ、会員と保護者の方々がともに中だるみしてしまっているのでは?
  • 新しくはっぴークラブに入会される保護者の方へはっぴークラブの趣旨が正しく情報提供されていなかったため、金銭的なトラブルがあった。
  • はっぴークラブの目的が正しく伝わらず、フッ素塗布の場と思われてしまうことがある。
課題
  • はっぴークラブの中だるみを防ぐために、小児の年代に応じた目標設定をし、それに応じた健康教育を実施する
  • はっぴークラブのシステム、理念を保護者の方々と共有する場を設ける。
  • はっぴークラブの管理をする。
平成19年度の取り組み
  • 健康教育ができる差し替え可能な媒体を入れたはっぴークラブ手帳をつくる。
  • 保護者教室(はっぴー教室)の場をつくる。
  • 医院全体ではっぴークラブのシステムの共有化をはかるためにフローチャートを作成する。
  • より多くの来院者にはっぴークラブの存在を知ってもらうためのインフォメーション活動に力を入れる(→今度の取り組み課題)。