2007年03月23日

気づけば

いつまで寝てるねん・・・

あっー猪くん・・・、自分Kくん違うやろね?

Kくん?誰やそれ?

N大の学生の子

ここは無人島やでぇ、もりもり・・・

あっ、そうかー、ここは無人島かぁー、随分長いこと夢みとったなぁ。
脱出せんなぁー、ここから・・・

もりもり、お前はもうなまけものやぁ、脱出不可能。

何っ、脱出不可能、ナポレオンの辞書に・・・
そういえば、NHの本買って、2、300万だまされそうになったことがあったなぁ・・・
しつこい電話にもでーへんかったから、かかってこんようなったけど。
やっぱり、根気やなぁ、
根気よう、木を集めるわぁー。

木を集めてどないすんねん、もりもり、寝すぎて気でもおかしなったんかー

猪くん、俺おじいさんの歌作ってみてんけど聞いてくれる?
歌うでぇ、おーじいさん、おじいさん、おじーいさんのおじーさんはおじいさん
どうおもしろい?

やっぱり気ぃーおかしなっとるなぁ・・・

猪くん、木を集めていかだを作るんだよ、いかだ

まぁーやってみー、猪は呆れ顔で立ち去った。

2006年11月21日

気づけば

無人島ではモリモリの生活が始まっていた。

まず、何をしなければならないのか?

出来ることは何か、また出来ないことは何か、考えよう。

出来ることはなんやろーとモリモリはつぶやいた。

それはなぁー、相手の立場に立って考えることやー

誰かと思うとさっきの猪である。

モリモリは驚いた表情で、なんでおまえがまたここにおるねんといった。

ここからモリモリ、猪の珍問答が始まる

猪     さっきからお前をつけまわしててん。

モリモリ  お前、さてわぁーストーカー猪やなぁ。

猪     お前のことが心配やねん。

モリモリ  お前に心配されたない、ほっといてくれ。

猪     お前はほっとかれへん、ほっといたら死んでしまうかもわかれへんだから俺は現れるんや

モリモリ  なんで、死んでしまうねん、俺が・・・といった瞬間、  死んでしまおう な あ ん て と
       曲が流れてきた、これ島倉千代子の人生いろいろやん、おまえやなぁこれ流したん。
       すると今度は 人生えーえーえーてー 美空ひばりの歌ではないか
       死んだ人でやりやがったなぁ・・・

猪     おまえの人生いろいろやったやろ

モリモリ  少し沈黙 確かに俺の人生いろいろやったけど後悔はしてへんよ
       それより、俺の人生これからやねん、だから死なれへん、やりたいことまだまだいっぱい
       あるし・・・

猪     ところでお前、来年何どしか知ってるか?

モリモリ  なんで急に話し変わるねん、俺は申年やけどー

猪     お前の年聞いてへんわー

モリモリ  そんなに怒らんでもええやん、怖い猪やなぁ、猪年やろ、知ってるよ。
       年賀状もそろそろ書かんとあかんけど、無人島じゃ出されへんし、
       そやー、お前泳ぎ得意やし、俺書くから海渡って配達してくれへん?
       あれー、猪どこいったんやろ・・・・
       また怒ってどっかいってまいよったなぁ。      
 
相手の立場に立って考えるかー、そういえば海でもくじらにひっぱってもらおうとか、猪を突付きまくったりとか、自分さえよければという考えやったもんなぁ・・・

自分本位ではあかん、みんなが良くなる方向や、一人だけおいしい所はあかん。

猪は獣やけど、獣の立場にもならんとあかん。

俺も長いことひげは剃ってないし、頭も洗ってないし、ちょっとくさなってきてるし、
ゆうたら俺も獣やなぁ、ホームレスモリモリゆわれてもおかしないし。


猪が出てきてくれへんかったら、孤独でこの木に紐垂らして、首くくって死んでたかも知れんなぁ。

そういえば、死んだおじいちゃん、豆腐の角で頭ぶつけて死ね、とか目噛んで死ねとかゆうてたなぁ

子供ながらにおじいちゃん何ゆうてんねん思ったけど、やさしさやなぁ、

ちっちゃい頃、家出騒動起こしてよく困らしたもんなぁ、おばあちゃん泣いてたし・・・

俺も豆腐の角に頭ぶつけておじいちゃん死なれへんでぇーとかゆうたらおもしろかったやろなぁ・・・
 
モリモリは一人になれば、過去のことを思い出す人であった。

過去を知り、今を知る、未来はどう知るんやろ?

未来はわかれへんから今をがんばることやろ、猪現れへんやろなぁ(笑)・・・

モリモリは旅を続けるごとに少しずつの成長があった。


       
     

2006年11月01日

気づけば

島には誰もいなかった。

ガサガサッ、ガサガサッ、木の茂みから現れたのはさっきの猪だった。

猪はモリモリを見るなり突進してきた。

さっきの復讐である、モリモリも一目散に逃げた。

陸の上では猪の方が有利である。

木に登るしかない、目の前にあった木を這い上がった。

木に登ると島が一望出来た。

なんとすばらしい景色なのか、モリモリは自然を網羅した。

都会での時間に制約された生活はここにはなかった。

やがて日が沈み、月が出た。

モリモリはしばらく月を見ていた。

いくら自分という者が輝き、凄くなろうとも、人から見て太陽では直射で見る事は出来ない。

ならば私は、心は太陽であっても、人々から見たときには、いつまでも心に残り、

そっと見守っている月のような人になりたいと思うモリモリであった。


気づけば

くじらが去り、数時間が過ぎた。

モリモリはかなり喉が渇いていた。

海の上は日照りが強く、モリモリはこんがり焼けていた。

このまま、岸に着かなければ死んでしまうかもしれない。

一人であること、孤独であること、モリモリの中で不安が強まりネガティブに考えるようになっていった。

そういえば、以前テレビで太平洋横断中嵐に襲われ、27日間漂流し、10数人いたメンバーのうち

一人しか助からなかった話を思い出していた。

あぁーどうしよう・・・、神様ぁー

と唱えた瞬間、猪が現れた。

向こうから泳いでくるのは猪ではないか、

猪は泳ぎが上手いという話は聞いていたが、まさかこんな岸も見えない所を泳いでいるとは、

まてよー、岸が近いかも知れない、モリモリの頭の中で助かるかもと過ぎった。

その瞬間、モリモリは竿で猪を突付きまくった。

猪は驚きながらも、めちゃくちゃ怒っている。

あかん、こんなことをしていては益々体力を消耗してしまう。

どうしようと言うと、猪がこうしようと答えた。

モリモリは猪が喋ったので驚いた、

なんでお前が喋るねん

猪は答えた、お前の前世は猪や

おかしな猪やと思っていたら、モリモリは疲労のせいもあり、眠っており、夢を見ていたのだった。

気がつけば、岸が見えるではないか

助かった、だがそこは無人島であった。

2006年10月28日

気づけば

気づけば、海の上にぽっんと浮かんでいた。

周りを見渡すと誰もいない、しまった、置いていかれた。

ゴムボートの上で浮かんでいる、モリモリ

ふと横を見ると竿とルアーがあった。

シイラでも釣るかぁー、とキャストするといきなりヒット

シイラが釣れた。

お腹も空いてきたので、シイラを食べると

やっぱり、シイラは不味かった。

食べたシイラがあたったらしく、急にお腹が痛くなってきた。

仕方なく、うんこをすることにした。

すると、小魚がたくさん集まってきた。

それを捕食する、サワラやハマチ、

つきが回ってきた、ルアーをフルキャスト、今度は掛からない。

ナブラは去ってしまった。

ぼーっとしていると、どこからわからないが音楽が流れてきた。

海の上だのに、どこから流れてくるのだろう?

疑問に思ったが、モリモリはあまり気にしない人だった。

よく聴いていると、くじらは九時に家を出た、といっている。

あっ、間 寛平のじぃじぃやぁー。

くじらはどこかにおらんかなぁと周りを見渡すと、向こうからこっちに

向かってくるではないか、

しめしめ、あのくじらに岸までひっぱっていってもらおう。

まずい、メタメッセージだぁ、くじらに感ずかれた。

くじらは逆方向へ、泳ぎ去った。

人間万事塞翁が馬、いいときもあれば悪い時もあるんだと気楽に考えよう。

モリモリの放浪の旅が始まった。




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