文元歯科医院

セルフケアの大切さ

  • [名前]: Sさん(女性)
  • [年齢]: 60代
  • [紹介者]: 娘さん
  • [主訴]: 以前にも文元歯科に通院されていた。今回は左下の義歯を紛失されたので新しく義歯を作って欲しいと来院されました。

[検査結果]

残っている下の歯の状態は数本、動揺があり、歯肉は赤くぶよぶよした感じがありました。歯の汚れ具合は表側はツルツルしていてキレイなのに対して、内側には歯垢がべったりとたくさん、くっついていました。

Sさんにお話

歯磨きは以前に教えてもらった通りに磨いて、歯間ブラシも使って掃除しているし、指で歯肉マッサージをおこなっている。

そこで、Sさんに「どこから歯磨きを始めますか?」と尋ねたところ、「表側から磨いている」との返事でした。

[私からのご提案]

Sさんに鏡でお口の中を観察してもらいながら、

「表側はツルツルとキレイに磨かれています。内側が後から磨くと磨き残しが出やすいのかもしれないので、内側から磨いてはどうですか?」

と提案してみました。

翌週に来院されたSさんの歯肉は、前回に見られたような赤くぶよぶよした感じはなく、ピンク色をしてキュッと引き締まって見えました。歯垢はついておらず、表側と同じくらい内側もツルツルピカピカしていました。

ご提案した日以降、Sさんはそれまで表側から磨いていた磨く順番を、今度は内側から順番に磨くように実行されていたそうです。

私はSさんに鏡でお口の中を見てもらい、歯肉の状態が良くなっていることを伝えました。

Sさんのお話

今までは下の歯の内側は歯肉に歯ブラシを当てると痛いので避けていた。歯肉の状態が良くなり歯ブラシを当てても痛くなくなった。

Sさんは嬉しそうに話してくれました。Sさんとの関わりのなかで、セルフケアによって歯肉の状態が良くなるのを目の当たりにして、セルフケアの大切さをあらためて感じました。

今後、Sさんは「3ヶ月に1回・定期健診」で来院される予定です。

担当歯科衛生士: 津雲 孝子