月別アーカイブ: 2013年10月

はっぴークラブ参加者の成果データ

ハッピークラブ参加者の成果データ

ハッピークラブに参加されているお子さんたちの虫歯の変化に関する成果データです。ハッピークラブに3年以上継続して参加されているお子さんがデータの対象で、今回は31名です。表中の"DMF"と"DEF"は次のとおりです。

DMF

虫歯の経験のある永久歯(治療してあるかないかは問いません)
Dは未処置歯、Mは虫歯による喪失歯、Fは処置歯の意味です。

def

虫歯の経験のある乳歯(DMFと同じように治療してあるかないかは問いません)
eは虫歯による要抜去歯の意味です。

ハッピークラブへ参加される前の乳歯のdefは、平均3.29本でした。つまり1人につき虫歯の経験のある乳歯が3本あったわけです。そして今回調査したところ、DMFが0.29本という結果になりました。乳歯の場合と同じく、1人につき虫歯の経験のある永久歯が1本にも満たないということです。

この結果に、スタッフ一同「子供たちのがんばりと私たちの日頃の活動成果が確認できてうれしい。自信になる」と喜んでいます。参加者のセルフケアの確立をより確固たるものにし、QOLを充実してもらうため、スタッフが試行錯誤しながらも新たな目標をたて、活動に取り組んでいます。

7年以上の継続者
氏名 年齢 DMF def
A 9 0 6
6 年以上の継続者
氏名 年齢 DMF def
A 8 0 2
B 8 0 3
C 12 0 8
D 7 1 0
E 7 0 0
5 年以上の継続者
氏名 年齢 DMF def
A 5 0 0
B 7 0 0
C 7 0 2
D 7 0 10
E 7 0  
F 7 0 13
G 8 0 0
H 9 0 1
I 11 0 8
J 11 4 8
K 12 0 8
L 12 0 4
M 11 0 0
N 12 2 0
3 〜 4 年以上の継続者
氏名 年齢 DMF def
A 6   3
B 6 0 4
C 6   0
D 7 0 1
E 11 0 0
F 12 0 0
G 12 0 1
H 14 0 4
I 8 0 8
J 10 0 6
K 12 0 2
1人あたりの平均
合計 年齢 DMF def
31名   0.24 3.29

表中の各お子さんのDMFの数値について調査したところ次の理由がわかりました。

5年以上継続者Jさん:DMF4本
クラブの参加が1年間途絶えてしまっていて、その間定期健診を受けられていませんでした。
5年以上継続者Nさん:DMF2本
NさんもJさんとおなじように、クラブの参加が1年間途絶えてしまっていました。
6年以上継続者Dさん:DMF1本
エナメル質形成不全です。

はっぴークラブへの想い

はっぴークラブへの想い − 改善と進化の日々

私たちは地域に密着した医療をやりたい。「はっぴークラブ」がその架け橋であってほしいとの想いを抱いています。はっぴークラブへ入会したお子さんたちがセルフケアを感じとってほしい。

このためには何をすればいいのかを話し合っています。みなさんの声を聴きたいから私たちがミーティングで何を話しているかの一部をご紹介します。

はっぴークラブの概況(これまで)
  • はっぴークラブとは文元歯科医院における小児の健康づくりの場で、1年間に4回(3ヶ月に一度)来院してもらう。15歳で卒業するカリエスフリーと自立を目標としたクラブ。
  • 15歳で卒業だが、数年で中断してしまう子がいる。
  • はっぴークラブには参加しているけれども家庭ではセルフケアが定着していない。むし歯になってしまう子がいる。
問題点
  • スタッフ、会員と保護者の方々がともに中だるみしてしまっているのでは?
  • 新しくはっぴークラブに入会される保護者の方へはっぴークラブの趣旨が正しく情報提供されていなかったため、金銭的なトラブルがあった。
  • はっぴークラブの目的が正しく伝わらず、フッ素塗布の場と思われてしまうことがある。
課題
  • はっぴークラブの中だるみを防ぐために、小児の年代に応じた目標設定をし、それに応じた健康教育を実施する
  • はっぴークラブのシステム、理念を保護者の方々と共有する場を設ける。
  • はっぴークラブの管理をする。
平成19年度の取り組み
  • 健康教育ができる差し替え可能な媒体を入れたはっぴークラブ手帳をつくる。
  • 保護者教室(はっぴー教室)の場をつくる。
  • 医院全体ではっぴークラブのシステムの共有化をはかるためにフローチャートを作成する。
  • より多くの来院者にはっぴークラブの存在を知ってもらうためのインフォメーション活動に力を入れる(→今度の取り組み課題)。