子供たち
虫歯にならない間食を身につけましょう

子供の治療と定期健診

3歳児健診や学校検診で虫歯が見つかったら落ち込んでしまいます。でももう虫歯をつくらないように治療からいっしょに学びましょう。はじめての仕上げ磨きで気になったり、歯並びが心配だったりしたらいつでも相談してください。

痛んだ歯

主訴

保護者の方から痛みや症状、来院のきっかけや悩み、お口や食べもののの困りごと、将来の心配や期待などを聴き取ります。

処置

診察と処置

主訴の症状を処置します。フッ化物洗口や間食のコントロールを学習します。

歯の検査

検査

処置の前後でお口のなかを検査します。

  • レントゲン
  • 乳歯から永久歯の生えかわり
  • 歯並び・かみ合わせ
  • 前歯や奥歯の状況
  • 歯ぐきの状態
治療

治療と学び

虫歯なら歯を削らず進行をとめます。歯磨きの仕方やフッ化物洗口、間食の取り方など、日ごろの健康行動についていっしょに学びましょう。

定期検診

健診

仕上げ磨きや歯磨き、セルフケアをチェックします。間食について理解を深めていきましょう。

定期健診の日常化
はっぴークラブ手帳
0歳から入会できて15歳で卒業です

はっぴークラブ

0歳から入会できる予防プログラムです。

主役である子供さんが歯やお口を自ら守って、虫歯や歯肉炎にならないように自立できるように健康づくりを見守り支援します。

大人になった今、私の周りの人達は虫歯で悩んでいる人がたくさんいます。でも私は検診に来ていたので虫歯もなく、健康な歯で過ごす事が出来ています。私は歯医者で痛い思いをしていないので歯医者が好きなので今も定期検診に通っています。歯医者が嫌いだとよく聞いた事がありますが、私には分かりません(笑)

─ はっぴークラブの卒業生 院内新聞(2019年10月)より一部抜粋

虫歯があればもうつくらないで、虫歯がなければそのままカリエスフリーで成長して、自分の健康を自ら育むためにいっしょに学習しませんか?

セルフケアの確認

お口を確認するね

異常がないか、経過観察の部位に変化はないか、生えかわりや歯並びに問題ないか、口腔機能などをチェックします。

染め出し

歯を染めるよ

染め出し液を使います。鏡を持ってもらって磨き残しをたしかめながら歯磨きの仕方を学習します。

染め出し

歯磨きできているかな?

セルフケアの状況をチェックします。むずかしいことやわからないことを問いかけたり、歯石が残っていたらアドバイスしたりして、自宅で取り組んでもらいます。

痛んだ歯

おやつに何を食べてる?

砂糖をたくさん含んだ食べものをとりすぎていないか、どんなドリンクを飲んでいるかなどを質問して、注意点をいっしょに学習します。

V7や歯ブラシで体験

歯や歯ぐきを磨くね

歯を歯ぐきをクリーニングしていきます。歯磨きではおとせない歯石をとりのぞきます。

痛んだ歯

フッ素を塗るからね

フッ化物を歯に塗布します。

フッ化物洗口と間食

虫歯をつくらない

文元歯科医院は二つのセルフケアを推奨しています。1つはフッ化物洗口、もう1つは間食のコントロールです。開業から予防に取り組んできた臨床経験と研究データにもとづいてこの2つに取り組んでいます。自発的にセルフケアをできるように定期健診でいっしょに学習しましょう。学習できる環境を用意しています。

フッ化物洗口
ぶくぶくうがいができるようになる4歳ごろから始めて、15歳ごろまで継続すれば永久歯の虫歯予防に効果を発揮します。最大80%の予防効果が確認されています。定期健診ではフッ化物洗口のやり方や効果を学習します。
スナッキングカード®
飲食物の写真付きカードを選ぶ体験型学習です。「正しい間食のとり方」を学んで実践できます。間食から摂取する砂糖の量の目安は1日25g(WHOが提唱する成人及び児童の糖類摂取量)ですが、これをポジティブに捉えてふだんの食べものや飲みものをふりかえります。
口腔機能
子供さんが早食いや丸のみしていませんか? 咀嚼回数が減ると顎の骨が小さくなり永久歯が正しく並ばず、かみ合わせや呼吸に影響を与えます。定期健診で口腔機能をチェックします。
双方向
子供さんがまごまごすることや保護者の方がもやもやすることを聴いたり、わたしたちから知識や技術をお話したりして、自分でできるセルフケアにむけたコミュニケーションを重ねていきましょう。